WEBフィッシングレポート
2010年2月分



EASY−MODE釣行
team DAIWA GRE 鹿児島所属 住田 雄司

鹿児島県甑島里
パート1

実釣日時:2010年1月6日/釣座:コゴ瀬

★釣行時データ★
釣果:クロ42〜36cm 10枚
釣り時間:昼12時30分回収
使用餌:オキアミ生 剥き身
★基本仕掛け★
使用ロッド…ダイワ 競剣1.25号/使用リール…ダイワ インパルトα競技/使用道糸…ダイワ アストロン磯トリプルガンマ サイトオレンジ1.65号/使用ハリス…ダイワ タフロングレイトカスタム11.85〜1.35号3ピロ/使用バリ…Mシステムグレ・タイプ口太くわせ6号/使用ウキ…グレセンサー0号・トーナメント0α/サポートアイテム…キット水中G5
ウキ下全層全遊動ウキ沈め釣り
 みなさんのクロは食い渋っていませんか〜水温が本格的に下がり海の中も本格的冬ですね。 当日は、超が付くほど好調中の黒神に他の釣り人を降ろし、私は釣況不明のコゴ瀬へと二人で渡礁 してみました。 「釣れるか判んないけど試してみてよォ」 と船長からの無謀!?な依頼を受けて降り立つこととなりました。
  「コゴ瀬」と言えば誰もがご存知、超有名瀬です。TVでもお目にかかることもしばしば、それだけ有名釣師が来るほど、はまれば型に数に爆釣する瀬です。 今回は二度の釣行でじっくり攻めた「コゴ瀬」についてのご紹介です。
  本命の下げ潮は10時からで本命の釣り時間が少なくなるため、それなら上げ潮でも何とかしなければと作戦会議をしながら綺麗な月夜を堪能しました。夜明けが遅いのでお湯を沸かして温かいうどんを食し、食後のホットコーヒーも満喫、贅沢な時間を過ごしました。
 さて釣り開始!上げ潮は思いっきり当てがきつくて層が取れません。 その当て潮を真っ先に攻略したのは同礁 者の東園さん!ウキ止めありで釣士道ウキBをメインに組み立て30cm強クラスを連発。 私の仕掛けは、大好きな浮力0クラスのウキと釣研の「キット水中」の組み合わせです。付け餌が馴染んだ後にゆっくりウキがシモッていく仕掛けです。ホンの僅かな潜り潮でもウキはスゥーッと入りますから付け餌が潜り潮を先行するようにサミングしながらも、張りすぎて撒き餌とずれないように道糸のテンションを考えるのがポイントです。「キット水中」は道糸の中をフリーで動くのでアタリを取る際も道糸へ余計な抵抗をかけにくく、ウェイトの交換が糸を切らずに出来るのでとても重宝しています。
  釣り始め、沖への潜り潮では生命反応が感じられませんでした。やはり瀬の付近に見えるクロの攻略しかないようです。 ウキにバランサーを貼り浮力を落としてやると掛かりだしました。 ところが二人で口切れを連発してしまいます。食いが浅いのです。 対策を講じなければと、ハリのサイズを落としましたがアタリが出ない状態に陥りました。付け餌も取られません。 ただし付け餌を噛んだ後のようにダラッとハリから垂れた状態で餌さを回収したので、「クロが噛んで吐き出している」と判断。早合わせで掛けてみるために道糸を張り気味にすると「コツッ!コツッ!」と一瞬振動が来ます。この「コツッ!」が吸い込んだ際のショックだと判り「コツッ」に集中して掛けました。しかし早合わせはスッポ抜けも多いのでハリのサイズは6号へ戻し付け餌の装着方法をアレコレ変えての対応です。餌の装着型と針サイズを変えることで、唇に掛けたり奥にしっかり掛かけたりと変化が出て、上アゴヘ掛かるようになると攻略した気分で楽しくもあります。
  水温低下時のコゴ瀬の狙いどころは、瀬際から10m程先のかけ上がりを攻めてみましょう。低活性時に浮いて見えてこなくてもこのかけ上がりの広範囲に付いているので竿1本前後先のかけ上がりの層が狙い目です。

コゴ瀬の獲物(筆者)

コゴ瀬の釣果 (1/6)


鹿児島県甑島里 パート2

実釣日時:2010年1月17日/釣座:コゴ瀬

同礁者:宇都さん、濱田さん
釣果:30cm 後半7尾
使用餌:オキアミ生/オキアミ剥き身/加工オキアミ

 今回は「宇治群島」へ東京よりお越しの記者さん方と行ってきました〜 とご紹介したかったのですが、その頃まれに見る大雪に大シケとなりあっけなく中止。雪当日は交通 も大混乱、自宅の北向きには一週間も雪が残るほどでした。喜んだのは子供達!「記憶に残る大雪」となったようです。  さて「記録に残る大物」を目指して天候の回復後宇治群島へ向かったメンバーは良型の口太で爆釣させ帰ってきました。尾長はまだ時期待ち状態で不発に終わっております。筆者はチームの大会の日程上「宇治」は次回にオアズケです!
  さてチームの懇親釣大会はというと里にて行われました。結果から申しますと全員安打で大賑わいの大会となりました。 私はまたまた「コゴ瀬」に渡礁することとなりましたので、のっこみ期前半のコゴ瀬を探求することが出来ました。 筆者は40cm弱ばかりでしたが、他のお二方には、40cmUPで最長は45cmオーバーが舞い降りておりさすが名礁 、さすが名人(名礁もルツルと滑りまくるので、濡れた岩はフエルトスパイクでも無理をしないように移動しましょう)。
  私は、前回と同じ釣座水道向き(沖ノ島向き)から開始することとなりました。 コゴ瀬は下げ潮が本命です。船着け場所から竿1本先ほどによくクロが見えてきます。見えてくるポイントは当て潮と沖への潜り潮と左右への別 れ潮と変化に富んでいるので撒き餌と仕掛けの同調がキーとなります。 イスズミも多いので、先打ちの撒き餌を塊で「ボトン」と入れておき、見えているクロへ向かう潮筋に仕掛けを投入します。次に潮上から広範囲にパラパラと撒き同調を狙います。 ウキへ撒き餌を被せず、仕掛けの投入と撒き餌の投入位置を別けてクロの層で一致するようにするとアタリが集中します。 私は全遊動でウキを沈めながら全層を釣るスタイルに魅了され楽しくてしかたありませんが、魚が見えているなら半遊動で馴染む時間を短縮させると効率は上がります。層が判っているので表層から同じスピードでゆっくり沈む全層はやはり無駄 が否めません。

コゴ瀬の流れとポイント

南向きは釣り座が取りにくい

本命の左側(東側)釣り座

東側右端、釣り人がいるのが船付け

東側水道。向いは沖ノ島

コゴ瀬の本命釣り座の船付け

西向き釣り座より離れを望む

西向き釣り座は上げ潮時が本命
  同礁者の濱田さん方は、ウキ止めで層をキープし手返しを早め次々仕留められます。上手い方は的外れなことをされないのですぐ玄人釣り師だと分かりますね。
 更にこの日は流れが軽く風も押すため、私の掛けはなじまず00号のウキもシモッていきません。しかし、ガン玉 とウキ止めは使わずに攻略してみようと遊び心で通してみました。ただ道糸1.7号でしたから風の影響を抑える為に1.5号を持ち込んでおくべきでした。
 そんな中見えグロの中に大型がチラチラ混じり、濱田さんにも見えているとのことで、私はウキへバランサー(板鉛)を貼り強制的に沈め狙いました。ウキを見て大型のクロとの層を合わせた後は張りながら層をキープして再び濱田さんと世間話を楽しんいると、よそ見していると大物が掛かるとよく聞きますが、類にもれず道糸がいきなり「バチバチ!! バチッ!」と走り出し、糸の出を止めると「ズドン!!」と手元に衝撃がきました。しかし沖で弱らせようとズルズル糸を出したのが運の尽き! 瀬に巻いてしまいました。大型はそれっきりで自分の未熟さに毎度毎度苦笑いです。

45cmオーバーを持つ宇都さん

濱田さんナイスサイズゲット!
 私の撒き餌はこの時期、オキアミの絶対量 を少なくしアミを加えます。 集魚剤は闇雲にいろいろブレンドせずに利用するようになりました。今もいろんな方の意見を参考にベスト集魚剤を探求しているところで新製品の使用時はとてもワクワクします。近所で入手可能な集魚剤は殆んど使用しました。 集魚剤の探求にはとても楽しい一面がありますね、科学的・生物学的なデーターを基に開発してあるからです。 アミノXやウルトラバイト、酵母、など良く目にされると思いますが、この成分の有効性を実感した瞬間がなんともいえません。 匂いという誘引成分は生物の本能をくすぐります。端的に言えば成分はアミノ酸類です。このアミノ酸の効能を利用するわけです。 ちなみに、養殖の真鯛等は餌を探す必要がないことから、鼻孔の形状が発達しないまま成魚になります。天然魚と比べると鼻の穴の開き方が違うのでよく分かります。天然魚は海水を鼻孔へ吸い込みやすく臭いを感じやすくなっています。クロの養殖魚も小さな稚魚から養殖すると鼻孔が発達しにくいそうです。 それほどに、自然界では鼻を使わねばならないといえます。 魚の脳内では「えさ」・・・「えさ」・・・「えさ」と常にえさを求めた本能での行動が基本になるそうですから魚の一生は餌探しみたいなものであるといえます。 その餌を探しているお魚に寄ってもらうための集魚剤の良し悪しはどうやって決めるかというと、操作性はもちろんのこと、どれだけ魚の胃袋に入っているかをもとにしています。 はっきり分かる場合は、消化レベル毎に三層くらいに分かれて入っていることがあります。当日食べた層は新鮮ですから以下のことを調べています。 1. オキアミの占める割合 2.集魚剤は自分の使用したものであるか? 3.オキアミの頭が入っているか 4.前日の餌にはどんなものが入っているか等です。  同じ日の魚でも個体差で食べているものまたは食べ方が違っていることにも気づきます。 消化層の一つに緑色の海苔ばかり入っていたりするのでお腹の調子が悪かったから草でも食べたかったのかなとか(犬猫の話ですが)、海苔からミネラルを摂取する時期なのか?など探究心は尽きません。 今回のお魚の胃袋からは、前日の釣り人が撒いた餌がたっぷり層となって入っていました。驚いたのは、オキアミのボイルと大豆が詰まっていました。 麦なら分かるのですが、このての消化酵素がないので全く未消化のままの大豆が入っていました。こっこっこれは私の知らない秘密の集魚剤? 胃袋は撒き餌の作り方や、季節ごとに有効な餌さを教えてくれるのでみなさんもメジナ検視官になってみませんか!! 今年のコゴ瀬は好調そのもの、40cmUP交じりで数釣りが続いているとその後も情報が入っています、みなさんも一度名礁 をお試し下さい。

今回の釣果(1/17)
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