WEBフィッシングレポート
2010年8月分


 梅雨も明け、いよいよ夏到来!例年のごとく国籍不明の黒んぼになる季節がやってきた。例年ならば、台風発生時以外は凪が多く、磯の尾長の半夜、シブダイのナイター、日中の底物と、暑さに負けなければ釣り物の多い季節なのだが、今季は半端時化が多く思った様に竿が出せていない状況である。
 今回も、島野浦の尾長の半夜釣りを予定していたものの、南東風による南からのうねりが大きく、船止め。東海岸一帯はどこも竿だしできる状況ではなかったので、この時期のもう一つの楽しみである防波堤のメイタを狙って、大分県南「佐伯港」まで足を伸ばした。
  今回は鹿児島より川畑君が同行するとの事。時化の神様と名高い彼であるが、時化知らずの佐伯港。予報は曇り雨であるが何とかなるでしょう・・・。  
予想外の夏空・・・
 8月2日、午前3時、私の店である「フィッシング海友」で待ち合わせ、いざ佐伯港へ。予報とは裏腹に空には星が・・・。約2時間のドライブで佐伯港に到着。釣り場にはアジ狙いの釣り人が数名いるが、私が普段竿だしする場所は空いていたので、前回「自然派遠矢流」の宮崎のメンバーで行った例会時に絶不調であった川畑君に先に釣座を選ばせ、準備にとりかかる。彼は前回の宮崎の例会に参加し、調子が出ず不完全燃焼だったのか、今回はリベンジ!と鼻息も荒い。小心者の私は「川畑君は時化の神様だから、あんまり鼻息が荒いと雨雲と突風が来るからおとなしくして!」とも言えず・・・。
しかし空は晴れ・・・おかしい・・・。  

 今回のマキエはこの釣場の水深〔満潮で竿1本半〕を考慮して、マルキューのチヌパワーMP1袋、チヌベスト1袋、チヌの群れ1袋に宇都宮水産のブラックシップオキアミ生Lサイズ1角を加えたものとした。うちの店で取り扱っている宇都宮水産のオキアミであるが、しっかりツケエが取れ、身もしっかりしているので、1角持参し、ツケエ分だけクーラーに入れ、残りはマキエに入れるパターンが定着しつつあり、マルキューのシャキ生等のパックエサをクーラーの中に忍ばせておくと更に安心である。


今回のマキエ


 続いて今回の仕掛けであるが、竿はがまかつチヌ競技SP08-53にオーナーのザイトRX1.5号を巻いたシマノのツインパワー2000をセット。ハリスはオーナーのザイトチヌ1.25号にオーナーのカットチヌ2号を結ぶ。ウキは今のところ無風状態で、前回の様な二枚潮の濁りも見られないので、遠矢チヌSP400 3Bをセットする。  
いざ戦闘開始!
 準備が出来、釣座に立ち、まずはしっかり水深を測る。干潮過ぎの為、約竿1本。50センチハリスを這わせる感覚でスタート。潮はゆっくり左に流れており、私の釣り座は左に行く程浅くなっているので、最高の流れだ。マキエを自分の釣座正面 にしっかり入れ、潮上から仕掛けを振り込む。前回はサバ子の猛攻に手を焼いたが、今のところ居ない様なので、マキエを多目に入れながら狙うが、この時期にしては珍しくツケエがついたまま帰ってくる。時折、ウキを消しこむのはハゼやキスばかりで、本命の気配はない。
 開始1時間、ようやくジワッともたれる様な当たり。アワセを入れると大きくはないが本命の手応え。チヌ特有の首を振るコクコクとした手応えは何度味わっても良いものだ。 水面を割ったのは30センチ弱の本命。最近ハマっている干物の最高のサイズなので、スカリに活かしてキープ。
  一方、川畑君も当たりが出始めた様で、コンスタントに竿が曲がり始めた。
  それにしても当たりの小さい事。雑誌で良く目のする「ウキが消えて3つ数えて・・・」など到底当てはまるものではなく、1メモリの押さえ込み1回のみ。そこで合わせないとエサが潰れて返ってきたり、エサを取られたりでヒットに結びつかない。もちろん中にはウキを一気に消しこんで行くのもいるが・・・。「エサを口にはするが飲み込まない」といった表現が適切なのかもしれない。  
 その後、数匹を追加したところで、満潮の潮どまりを迎え、チャリコの猛攻が始まり、本命の気配が消えたので、竿を置き昼食タイム。昼食をとりつつ、2人の共通 の意見は「底を30cm以上這わせないと当たらない」、「当たりが良く見ていないと解らない位 小さい」といった事で、車横着けの釣り場で連日マキエが入っている為か、魚もスレ気味。予想外の晴天に気温が高く、かなり暑いが、海辺の風は心地良い。
 1時間程語り、休憩し、再び釣座に立ち「これからが本番!」と後半戦の戦闘開始。潮は下げにかかり若干右に流れている。しばらくはチャリコとの格闘が続いたが、午後3時頃より潮がはっきり右に流れ始めると、チャリコの姿がパタッと消えた。
朝から撒いたマキエにデカチヌが寄って、いよいよチャンス到来か・・・?

 静寂を破るかのごとく口火をきったのは川畑君で、今までに無く竿が大きく曲がり、防波堤を走り始め、慎重なやりとりが始まった。無事にタモの納まったのは45センチの綺麗な本命。「やっぱり居ましたね。」とニヤける川畑君。その後はメイタが再び当たり始めたものの、川畑君の独壇場で、私は彼が3匹釣る間に1枚のスローペース。


口火を切ったのは川畑君、45cm


 その後私にも大きな当たりがあったが、針掛かりが甘かったようで、針外れでバラしてしまい、午後五時、一日楽しい時間を与えてくれた釣座を洗い流し、納竿とした。
  今回の2人の釣果は最大45センチ、メイタは20枚ほどの釣果となり、2人して国籍不明のごとく真っ黒になりつつも、楽しめた一日だった。これから晩秋にかけてがこの釣り場のハイシーズンとなるので、再度訪れてみたい。
■周辺の釣況・お問い合わせ・遠矢ウキ取り扱い   フィッシング海友 電話090-8288-8105
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