WEBフィッシングレポート
2008年3月分



チヌの動向はいかに…!?

鹿児島県霧島市
隼人沖『一辺島』のチヌ釣り


レポート/東郷龍心

 そろそろ各地で乗っ込みチヌが期待されるシーズンとなりました。中でもシーズン初期に私がいつも注目する釣り場が錦江湾奥一帯と南薩の片浦付近の堤防と沖磯、そして川内の沖堤、この3ケ所です。例年3月中旬頃からアタリが見られ、50cmクラスが好期待できるところです。
  今回はその中からチヌ釣りでは人気、実績ともに高く、本誌でも何度も紹介されている、霧島市隼人沖の一辺島へ3月初旬に行ってみました。少し早いかなとは思いましたが、私、この一辺島へはここ十年近く行っておらず、かなり久し振りの釣行となりました。取りあえず最近の状況と今後の展望を見がてら竿を出してみる事に。
 同行は同じクラブの上木原くんと山下くん、それに上木原くんの後輩、川東くん。午前6時過ぎに隼人新港を出て5分程で釣り場到着…。しかし、さすが人気釣り場、すでに1名の先客が…。そこで本命ポイントの北側へは先客の方に断わって3名上がり、私は南東向きのかなり狭い場所に一人で上がる事になりました。するとすぐに次ぎの船が2〜3名釣り客を連れて現れましたが、すでに上がる場所が無く、弁天島方面 へ。ホント人気釣り場なんですね…。

 私が上がった場所はホントに足場が狭く、取りあえずロッドケースとバッグを背後にカベにハーケンを打って吊るし、バッカンだけを足元に置いても立つだけという感じ。ともかく荷物の落下に気を付けながら釣り開始です。
 オキアミ生6キロにチヌ用配合エサとパン粉を混ぜたマキエを足元のカベにバンバン撒いて南へ流れる潮下を釣る作戦…。しかしかなり流れは緩い感じ。ともかくマキエ投入点の5〜6メートル潮下へ仕掛けを入れてみます。使用仕掛けは0号へ負荷を改造した自立棒ウキ(釣研の立ちうき)での全遊動で、まずはハリスにG5、G7を打ってみます。付けエサはオキアミ生のLサイズ。
 竿1本ちょっと仕掛けが入ったところでウキに反応が…。しかしこれは20センチ程のアジ。しばらくはこのアジのアタリが続きます。このまま流れがもうちょっと速くなれば…と思っていたのですが、次第に流れが止まり…逆流れになってしまいました。それも5メートル程流れたら止まってしまうような流れ。なんか2枚潮っぽい感じ。
 それでも足元にマキエを続けていると、際にわくネンブツダイの 群れの下からかなりの数のクロが出てきました。それも水面 近くまで浮いてくるものも…。型は25〜30センチ。これは専門に浅ダナ狙いすればかなり数が出る!とも思いましたが、今回はあくまでチヌ狙い。クロは完全無視して釣り続けます。
 しかし、相変わらず潮はフラフラ、仕掛けも底まで落ちるものの、アタリが出ればベラにアラカブと外道ばかり…。 午後2時の納竿まで終始この感じで、残念ながらチヌのアタリにめぐり合えずに終わりました。


唯一メイタを釣った山下くん

 北側の本命ポイントでも潮具合が悪く、連れの3名と先客の方に良型チヌのアタリは出なかったそうですが、唯一、山下くんが35センチ程のメイタを釣り上げていました。釣り座から10メートル程沖を竿2本程のタナで掛けたそう。また、クロもちゃっかり10枚程釣っていました。
 この日は残念な結果に終わりましたが、やはり、デカチヌの気配ムンムンの釣り場です。人気があるのもわかります。機会があったらこの春、もう一度チャレンジしたいですね。また、目の前にはいい釣りイカダ(隼人の海)があり、こちらも面 白そうでした。

一辺島のすぐ前にあるいい感じの釣りイカダ。水深ありそうで面 白そう!

3月、桜島のミズイカはいかに…?

鹿児島県鹿児島市
『桜島』のエギング


レポート/東郷龍心

 そろそろミズイカも春のシーズンを迎え始める頃なのですが、錦江湾内でも水温が下がっているせいか、なかなか釣果 が耳に入ってきません。特に桜島でのミズイカ釣果はエギング仲間に聞いても、どのポイントでもスミ跡が見られないとの事。昨年は3月にキロクラスを何パイか釣っているのですが…やはり今年はイカの動きも遅れ気味のよう。
 それでも実際に確かめてみようと、後輩の山下くんと出掛けてみました。 暗いうちがアタリが比較的出ているようなので、夜明け前の午前4時に出発、それから朝マズメ狙いです。
 北寄りの風が吹いていたので桜島港から南側方面へ向かう事に。まずは2番避難港へ。 土曜の朝なのに無人…。さすがに誰もいないのはやはり釣れてない証拠?
 貸切り状態で私は堤防先端、山下くんは外灯が当たる岸壁を探ります。潮はかなり澄んでおり夜明け前の暗さの中でも際の敷石まで見えてしまう程。回収したエギもかなり冷たい…。こりゃかなり水温低い感じ…。
 1時間ほど粘ったものの、全く反応がないので移動。次は5番避難港へ。ここは1週間程前に後輩が500グラムを釣っている場所。しかし、スミ跡はほとんど無く、しかも沖向きにはすでに先客が。取りあえず少し離れてエギを入れてみるものの、一度山下くんに反応が出ただけ。空も白んできたので、今回の本命と考えていた有村の船溜まり近くの地磯へ向かう事に。


有村近くの地磯。あまり歩かなくてもいい穴場です。

 この釣り場、車で船溜まりまで入れ、そこから少し歩くだけなので比較的楽に行ける場所です。やや浅いものの、ワンド状になっており、イカの回遊してきそうな感じムンムン。桜島には数えきれないくらい来ているものの、今回が初めて竿を出します。
 今回は釣研のダートフォースを使用。まずはオレンジカラーを選択し、40メートル程遠投。テンションフォールで着底させ、大きめのアクションで3回シャクリ、再び着底。今度はロッドを寝かせてリールを巻きながら3〜4回ダートアクション。フォールさせロッドを立てるとそこで重量 感が! 半信半疑で寄せると薄暗い海面に浮いてきたのはまぎれも無いミズイカ! フックの掛かり具合を確認して抜き上げたのは650グラムでした。
 続きを期待したものの、この日はこの1パイで午前8時に終了としました。釣果 は芳しくなかったですが、取りあえず1パイ出たのでヨシとしました。やはり釣果 は遅れ気味のようですが、4月に入り水温が上がり始めれば春イカシーズン開始!を期待したいですね。目標はやはり2キロ!


今回の釣果と使用タックル。ヒットしたエギは釣研のダートフォース3.5号オレンジでした。

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