WEBフィッシングレポート
2008年2月分

※ここではページの関係で本誌への掲載ができなかった投稿を紹介しています。


食いは渋いが…クロはいるぞ!

鹿児島県南さつま市
野間池『ツバクロ瀬(ハナレ)』のクロ釣り


レポート/東郷龍心
 今年の南薩方面の寒グロシーズンは水温がなかなか安定してくれず、釣果 も一進一退…といった感じで推移している様子。例年なら2月初旬のこの時期には産卵のために浅場へ寄る渡りグロの好釣果 が全体的に聞かれるはずなのであるが…。  そんな中、少しは水温が安定してきた様子で比較的釣果 の期待できる野間池の磯へ出掛けてみました。  当日上がったのは野間池エリアの南端に近い『ツバクロ・ハナレ』。ここは私にとってあまりハズレの無い縁起の良い釣り場でもあり今回も何かしら期待が持てる気が…。

 丁度真昼が干潮で朝から下げ潮…のはずであるが、西からのウネリが結構あり、風は無いものの足元は右から左へとラインが押される感じでかなり釣りにくい状況。軽い仕掛けでは入っていかないと思われるので、しっかりタナを取るために3Bのウキを使用(下図参照)。
 マキエを際に打つが、足元全体がサラシと言ってもいい状況なのでマキエが効いているだろうと思われるポイントはその切れ目に絞られる。その付近(ウキが止まる感じになる場所)を丹念に探ると、ウキに変化は出ないが、3.5ヒロ前後のタナでツケエがかじられていたり、オキアミの皮のみ残ってくる現象が見られ始めた。そこでタナを微調整したりハリスのガン玉 の位置をズラしたりして、同じポイントを探り続けていると、3ヒロ強でウキに反応が出て、ゆっくり海中へ消えていく…。糸フケが多めに出ていたので竿を立てて余計な糸を巻取ると竿先がグーッと持ち込まれた! なかなかの重量感!!横ウネリに気を付けながら寄せると白いサラシの中に黒い魚体が! 無事タモ入れしたのは45cm1.4kgのまずまずサイズの口太グロ。
 同じポイントで同行した上木原くんにいいアタリ、重々しい引きで上がってきたのは42cm1.2kgとこれもまずまず良型口太グロであった。

 その後続くか…と思われたが、クロの食いは渋く、エサは取られるがなかなかハリ掛かりしない。エサの取られ方からしてクロなのはほぼ間違い無いと思われるので、やはりタナやポイントを微妙に調整しながらの探り釣りを続けていると、40cmの口太をどうにかゲット!これは釣り上げると白子を出しており産卵に入っているのを感じさせる魚であった。
 しかしこれも後が続かず、30〜35cmとサイズダウンとなったが数枚を追加したのみでこの日は終了となった。 ウネリのせいで釣り辛かったのとクロの食いもかなり渋い状況であったが、クロの魚影はかなり感じられた。水温の安定など、状況が好転すれば数、型ともに期待できそうな感触を得た今回の釣行であった。

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