WEBフィッシングレポート
2011年1月分

前半戦のヒギレの壁です


キンギョの中から…おはよう御座います。

後半戦の釣り座は地磯

後半戦地磯の全景

40cm超えるとお刺身が上手い

悪天候でもクロを釣らせてくれた船長に感謝です





食べ゛頃チェック!

30cm超のクロで作った大きな干物



■甑島・鹿島東側 前半戦「ヒギレの壁」
釣行日 1月19日 大潮 満潮7時40分頃


 『今季の海況は荒れ模様〜』と題しての第2弾目のレポートです。
 相変わらず今回も時化。鹿島の西磯にはのれず東側に渡ることとなりました。 「雨だけはよして」と空へ念を送り中甑の東側をかなり南下して、地図では『みたれ』と記された場所へと渡礁しました。今回も必死で仕事して時間を捻出し相変わらずの睡眠ゼロ状態です・・・が試練の悪天候。
 好釣果の出ている『ヒラセ崎』へ渡る予定が、北からの強風で不可能となり、釣り人からは『みたれ』、『こみたれ』などとも呼ばれる『ヒギレの壁』へと1人でIN。 足場は広くないものの綺麗に水平な所ばかりです。背中の大きな壁が風裏にもしてくれています。 最近は知らない場所に1人で降りることもありますが、1人だとパターンが解る頃には回収なんてこともよくあります。
 それでも経験が、筆者の頭を少しずつお利口にしてくれているのか、「お家へのお土産」位はキープ出来るようになりました。 「今日も知らない釣り場で「おみや」は出るかな?」と寂しく独り言。
 早朝の潮は沖への右流れ。マキエを撒き様子をみると・・・「ばちゃ、ばちゃ」。 何やら小魚が騒いでおります。「鰯の群れかな?何じゃろう?」
 それでは突然ですが問題です! 水温14℃で水面近くで高活性な魚の正体は何でしょうか?(回答は後ほど)
 風は釣り座のほんの僅かなスペースは弱いのですが、背中の壁の左右から巻き込むように強風が吹き込み水面を叩くので、巨大な風の蛇が水面でのた打ち回っている様な有様。 よってウキは浮力B以上を選択し安定させることを考えました。 今回もこだわりのT-HOPEで、トップを一番短いものに差し換え水面ギリギリまで沈める作戦。
  層は2ヒロの浅めで際からスタート・・・。するといきなりキンギョ!。二投目→層を下げて・・・またまたキンギョ! 3投目→撒きエサを際に入れ潮目へ遠投・・・これまたキンギョ! 回答は・・・ばちゃばちゃしとる、キンギョっ!!(ネンブツダイ)でした・・・。 その後は何をしてもキンギョで沖の潮目も金魚が湧いておりました。
 後で分かったのですが、この場所は1月の頃一面にキンギョが湧くことがあるとのこと。ただしキンギョが消えれば大型の尾長など型の望める場所ということでした。 この日は10時までキンギョでした。
 それでも、仕掛けを全層に切替ると30cmチョイのコナガが来ました。小さいのに嬉しくて(涙)。
 しかし、もう1尾追加したところから急展開。 魚はコッパイスズミに全部化けてしまいました。キンギョはイスズミの猛攻に消えたものの、イスズミだらけに・・・。「アノ手、コノ手、奥の手」もはや人の手を借りないと引き出しがありませ〜ん。ギブアップ!
 とか思っていると、渡るに船とはよく言ったもの、様子見に船長が来てくれました。というわけで後半戦は近場の地磯へと渡りますが・・・。


甑島・鹿島東側 後半戦「ヒギレの壁近くの地磯」


 強風とキンギョとイスズミの試練の後、近くの地磯へと移動してまいりました。 足場は広く水平な所の多く快適です。
本日のロッドは、愛用の競剣1.25号から強風を意識して1.35号のDXRメガチューンを使用しました。 ホンのチョッとの差に思えましたがこれが正解で、張りの違いから強風の中でとても使いやすくありました。 重いウキを使用しての風対策にもこの号数の差で操作感も良好、強風に負けません。年季の入ったわたくしの競剣を休めしばらくDXRの感覚を楽しもうかと思います。
 さて、後ろを見ると小石の浜でチヌの雰囲気がする場所です。既に下げ潮で右流れの潮がゆっくりと通しています。 半遊動で2ヒロから数投しましたがツケエに変化が出ません。際を流しても同じです。エサ盗りもいないのです。そんなに離れていないのに、ここは小魚の一匹も見えない。エサ盗りは嫌いなくせに、逆に全く居ないとそれも不安になるので釣り人の心は繊細ですよねぇ。
 それにつけてもあまりのスローな潮速に、「寒チヌ狙って遊びましょう」と竿2本のタナにセットし、ガン玉Bでストーンと沈めてみました。 するとT-HOPEの短く取り替えられたトップがすーっと入りました・・・。
 「???、根掛りか・・・」 。そんなくらいの気持ちでラインに張り戻しを入れてやると、ギューンと手応えが返ってきます。
それは正に口太の手応え! 40cmオーバーが楽しいひと時を演出してくれました。
  下げ潮で水温が下がったのでしょう、層は深棚のようでキッチリ竿2本でアタリが連発します。
しかし型は40cmあるものの、唇一枚で掛かるか、アタリがあっても乗らないことばかり。アワセを遅らせてもスッポ抜けます・・・。
 そこでハリをMシステムの6号に上げてスッポ抜けを減らし、柔らかいしなやかなハリスに取り替えて、エサを剥き身に替えると、1時間ほどで同サイズを4枚釣ることが叶いました。ここでは全て、ウキT-HOPEの半遊動でタナを直撃作戦が成功。 層は竿2本からでしたが、マキエが効くと1本半まで上がりました。
 こんな鹿島での後半戦は、荒天の中で納得いくサイズで終わることが出来たのです。
 早速帰宅後お刺身となりましたが、釣りたては歯ごたえが良く、ワタを出して一晩冷蔵庫で寝かせたものは旨味が増します。最近は翌日に食べることが多くなりました。また今回はクロの一夜干しに挑戦したのです! 実際には二夜干しが身の水分が丁度良く仕上がりました。漬け汁はというと、天然塩で海水より少し塩分を下げたものに料理酒を適量、昆布ダシも適量入れて、素人の漬け用調味液を作製しました。単純な塩水漬けの干し物より美味しくなりましたよ。
 但しご注意! 開いたクロは、骨がある側と無い側で漬け汁のしみ込み加減が違います。身の厚さの違いも影響するので厚い身には天然塩を追加で軽く振りかけてから干してみましょう。自家製は心まで美味しく感じます!冷凍保存して釣りにいけない時に楽しんじゃいましょうね!
 さぁ〜て次回のレポートですが、なんと荒天の釣り第3回目となってしまうのです・・・。本誌のスター川添氏と時化まくりの野間へと釣行しましたので次回お伝えいたします。ではクロの干物をパクッとしてきま〜す。






 

   
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