WEBフィッシングレポート
2013/9〜10月分

今回の釣り場。潮が下がると
広い瀬全体が出て来ます。


本命の白点シブゲット!

黒点もゲット!


今回の釣果。
シブ鯛、アカハタなど納得釣果!

釣行日 9月中旬


 いよいよ日中の磯釣りシーズンが始まる頃でね。みなさまの磯開幕戦はいかがですか。わたくしは、高水温期の有終の美を飾りにフカセ釣りでシブ鯛を狙って甑島は鹿島へと行ってまいりました。もちろんシブとなれば夜です、前回は野間で辛くも黒点を得たものの今回は上手くいくのでしょうか?
 渡った瀬は池屋崎の北側直ぐ近くの地向きの瀬で「ゴモン瀬」と呼ばれている場所でした。日中はクロの数釣りが可能な場所で背面にそびえ立つ断崖絶壁の割に少し浅めのところです。30m沖でソナーにて計測された水深は8m前後。他に瀬の特徴としては、十分潮が下げてくると正面にだだっ広い平たい足場が現れることです。上げ潮でタイミング悪く渡渉してしまうと正面の広場は水没中となり使えるポイントは限られます。我々は運よく下げ潮を中心に釣りをすることが叶いました。
 さてここでシブ鯛についてですが、典型的なフィッシュイーター肉食魚で腹からはよく小魚小エビ類が出てきます。正式な名称はそれぞれ、白点と俗に呼ばれる白シブ鯛が「スズキ目フエダイ科フエダイ属フエダイ」で黒点と呼ばれる黒シブ鯛が「スズキ目フエダイ科フエダイ属クロホシフエダイ」となります近隣にヨコスジフエダイ(黒点)などがいます。食べては白点が美味とされ釣り人からは賞賛されます。
 当日のタックルはロッド3号クラスにリール3000番、道糸6号にハリスを8号、針は真鯛バリの11号を基本にスタート。ツケエはキビナゴと沖アミのボイルの2つを準備してあり、マキエには沖アミボイル1角に少量の配合材(魚粉入り)を入れコントロール性を高めておきました。ただ基本瀬際を中心に狙っていくので極端な遠投性は求めません。
 まず快調なヒットを連発させたのがこの時同礁して頂いたクラブの先輩・樗木さん、しっかりと「底どり」作業を済ませポイントとなる場所の水深を把握してからのスタートで、狙いすましたかのように速攻でシブ鯛を釣りあげてしまいました(お見事!)。
 その横で私はまずツケエのキビナゴだけで数投観察していると流れがふらついてはっきりしないことが分かってきました。それは投入するたびに流れて行く筋が変わるということです。そこで、ウキ(電気ウキ)を自立タイプの棒ウキから内臓ウェイト無しの1号浮力の棒ウキへと変更し、丸玉オモリ(中と押しタイプ)をぶら下げてみました。これで、タナが深すぎるとウキがウキ止めに達することなく倒れてしまうのでタナの加減が可能となります。また底までツケエを届けるためにハリスは3ピロ近く取りました。その3ピロのハリスの長さを使ってツケエをふかしながら底まで送ってみたのです。 ツケエやハリスが底に達すると棒ウキが引っ張られ斜めになるので、そこからまた軽く張り戻してから再度ふかして流すその作業を細かく繰り返したのでした。
 これが吉と出て、私にも良型のシブが来ました、しかも『白』です。その後、赤ハタやエサ盗りも混じりながら夜が更けていきました。
 シブ鯛の釣りでは夜8時頃によくアタり、深夜は反応が無くなると聞いていましたがまさにその通りで、夜8時〜9時台に集中していろいろなアタリがでました。その後10時台から深夜2時台はウツボのアタリだらけになってしまいます。マキエを入れても状況はかわらずウツボだらけです。
 幸い沖向きの瀬正面に平らで広い部分がスッカリ露出してきたため釣り座を移動。それまで仕掛けを入れていなかった場所を探れそうです。それから8号のハリスがあまりにも硬く感じたので6号まで落として食い込みを重視してみました。
 すると良型の黒点がヒット! シブ鯛の引きはとても強く一気に突っ込むのでたまりません。しかし、長々とやり取りすると鋭い歯でやられてしまいますから一度目の突っ込みをしのいだら一気に抜き上げます。ロッドで魚の進行方向へ合わせて抜いてやるとどうかすると魚の泳ぐ勢いとあいまって水面から飛び出すほどです。この日はその飛び出すほどの勢いを利用して瀬に乗っけてそのままズリ上げてやりました。下手にバタバタ暴れさせるとやはり歯でやられますので、ちょっと味気ないのですが本日タモは使わず終い。
 こうしてこの日は全ての釣り方が功を奏しキロ超えの良型も数も出てシーズン最後のシブ鯛釣りを堪能できたのでした。


 それでは最後にシブ鯛(メス)食べ比べのレポート。先ず刺身は、白点がしっかりとした歯ごたえと旨味を感じ黒点は柔らかめ、好みで分かれそうでした。次に塩焼きは白点が柔らかくしっとりとして黒点は身がしまっていました、食味は白点に絶妙なやわらかさと美味しさを感じました。次に煮付けです、甘辛く煮込んでみるとやはり熱が入り白点は柔らかくなりました。結果、私にはその旨味やクセのなさで白点に軍配があがりそうです。
 参考までに赤ハタですが、刺身は少々乳白色で柔らかく風味も好み次第といった感じで、熱を通すとモッチリ肉質を感じるしっかりとした歯ざわりでした。西京味噌や塩こうじに漬けて焼いてあげるととても美味しく頂けます。
 ということでやはり白点が秀逸であったと分かりました。それでは皆様、私は次なる食卓の糧を求めてまたお魚釣りへといってまいりますではこの辺で失礼いたします。

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