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 3月中旬  上甑~ 里一帯 住田雄司

 本日はKGT・・・鹿児島グレトーナメントに参加です、上甑島里一帯で開催されました。
 当日は雨、冷たい雨のなか3日目の徹夜開けで参加することになってしまった筆者でした。大会は万全磐石の体勢でのぞみたいところですが忙しさの中整えられたのはタックルとエサのみ、体力と集中力が持つのかが不安要素です。
 ともあれ釣りを頑張らねばと、とりあえず栄養ドリンク(医薬品)を6本握り締め常軌を逸した精神状態での大会参加です(肝臓に悪そうだったのでへパリーゼをプラス1本~)。
 事前準備中のことですが寒の影響で食い渋りが激しくなることを想定、時代は「エサ力か!」そんな馬鹿なことを言いながらエサ頼みの他力本願作戦、その段取りだけには余念がありませんでした。しかしそんなこんなで横になることも一切叶わぬまま大会へと向うことになります。更に運転前に飲んだドリンクが仇となり貴重な船内での時間さえ寝付けぬまま里の小島に降りることになったのです。
 もはやこの日の運命はこの時点できまっていたとも知らず、ここでドリンク追加!前日の昼から合せて既に4本目!、なんだか死にそうな気分でした~(みなさまは絶対おやめ下さい。危険です) 
 タックルは雨の影響を考えラインは新品で撥水性能もMAX、ロッドは細ハリス1.5号以下を想定しトーナメントF1.25号。一帯がうっすらとし出したところで瀬割りを決め、始めに入ったのは激浅の突端部でした。ところが悪天候の影響で夜明けが遅く瀬場の状態が把握できなかったため、スタート時必死でまいた撒き餌は2ヒロで根掛かるような沈み瀬の上。干潮時は露出しているでしょう。そんな無駄な時間に30分を使ってしまいました。気を取り直すため釣座を左へ移動して仕切り直しです。見れば見るほど浅い・・・、これでは狙うところが限られます。
 そこでよく練り込んで遠投力を増幅させた撒き餌を沖の沈み瀬の間へ投入。それでも底まで竿1本あるなし程度の深さです、撒き餌の比重は全層を意識した組み立てなので底までキッチリ効いてくれるはずですが・・・。しかし、いっこうに反応がありません。際立った海溝があるわけでもなく魚が着いていないのでしょう。気力も尽きそうです。そんな頃です気付けば海鳥の大群がウキの周囲に群れ出しました。その数20羽。海鳥がバチャバチャすると、下にいたクロ達は警戒して潜ってしまう映像をみたことがありなんとも嫌な気分です。そこで海鳥を付け餌から離すための撒き餌を、遠く離れた場所へ入れておき鳥を回避する作戦を導入。エサ取り分離ならぬ海鳥分離撒き餌です。しかし、ここでこの日一番の試練が待っていました。全ての体力と集中力を奪い去る出来事が起こったのです、なんと海面をバチャバチャしていた海鳥の脚がラインに絡んだのです。そのまま飛んでいったためロッドを空へ曲げる始末、しかし、鳥は強くドンドン沖へ出ていきもはやリールでの回収が不可能となりました。30分の格闘の末、100m以上のラインを手で手繰り寄せ鳥を解放しタックルを組みなおすと、その途中で釣座交代となりました。ラインはボロボロ体力も気力も奪われた状況でしたが、大会なので最後まで頑張ろうとロッドを持ちいくつかの流れを試すと、足元から瀬に張り付いた後ゆっくりと底へまたそのまま沖へ引いていく潮があることを発見。円錐ウキから棒ウキT・HOPEに変え感度を上げた後、全遊動でその潮を竿2本位までゆっくり沈めてやります。すると「フワッフワッ」とウキのトップに変化がでました。ここで回収してみるとエサがほんのわずかつぶれています。そこでもう一度同コースをたどり、「フワフワ」のアタリの後も更に待ってみました。するとどうでしょう「フワッ」とした小さなアタリの後、10秒ほど沈黙してスゥ~ッとトップが押さえ込まれるのでした。ウキ止めがない分抵抗も少ないので5秒放置し飲み込むのを待って合せるとギューンとロッドが曲がります。鳥に体力を奪われフラフラした体でしたがなんとか取り込み、これが38cmクラスで二回戦へとあがることになり嬉しい一尾となったのです。しかし、2回戦のミノカケ2番では良型の口太にラインを切られるミスを犯し、再び海鳥の大群に邪魔をされリズムに乗れず敗退。残念な結果となりました。あっドリンク追加でまた1本のみましたよぉ~(笑)もはや効きませ~ん結構高いドリンクだったんですが。ちなみにこの日ハリス1号も使用、エサは沖アミのムキ身や白エビのムキ身なども使用してみました。しかし、アタリは1日でたったの3回だけで魚が渋いのか鳥が悪いか腕が悪いか?といった有様でした。
 ちなみに鳥がわたくしに集まったことには理由があります・・・とある液体をたっぷり撒き餌に入れたところこうなってしまいました。それは栄養ドリンク?お酒?コーラ?牛乳?さて答えは・・・次号にて。

27年2月住田